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今回は、これまでヤフオクやメルカリ、中古ショップなどで10台以上のフレームや完成車を購入してバラ完やカスタムを楽しんできた僕の、「失敗した経験」や、購入時に「注意すべき点」を共有したいと思います。

意外な地雷?「未使用新品」フレームの罠
欲しかったフレームの未使用新品をネットオークションやフリマサイトでお得な値段で見つけたら、つい飛びつきたくなるものです。しかし、これまでの経験から言うと、個人売買で販売されている「未使用新品」はワケありのB級品である可能性が少なくありません。
これまで3回ほどロードバイクの未使用フレームを購入しましたが、どれも検品ではねられたと思われる不具合がありました。しかも、これらはいずれも商品説明にその不具合についての記載がありませんでした。
シートチューブの「割り」がない?
街乗り用にヤフオクで入手した TNI 7005MKⅡの未使用新品フレーム。バラ完も後半、シートクランプを締め込もうとした時に異変に気づきました。シートチューブに本来あるはずの「割り(切り込み)」が入っていなかったのです。
最初から割りが入っていない仕様かとも思いましたが、やはりそのままでは締まらず、無理をすればチューブが歪みそうでした。結局、金ノコとドリルを使って自分で加工して乗り切りましたが、明らかに製造工程でのエラー品でした。

BBシェルの欠損
MTB好きの僕には憧れのブランド、Voodooのロードバイクフレームを入手した時のことです。ショップにBBのフェイシングを依頼したところ、シェル部分に大きめの欠けが見つかりました。「面を出すにはかなり削り込まなければならない」と言われるほどの不良でしたが、これも「未使用新品」として販売されていたものです。

フォークの色味が合っていない
高性能アルミフレームの隠れた名車 JAMIS Icon。届いたフレームを眺めていると、フレームと同色に塗られているはずのカーボンフォークの色味がフレームとは明らかに異なっていました。 走行には影響しませんが、正規のラインではまず通らない個体だと思われます。

業者出品でも油断できない「中古完成車」の盲点
続いては、業者がヤフオクで出品していた、中古の ROSSIN を購入した際の話です。「業者なら安心だろう」という信頼は見事に裏切られました。
ステムの固着と、サイズ表記の誤り
カスタムを始めようとしたところ、スレッドステムとフォークが完全に固着していました。さらに、フレームサイズが説明文より5mm以上小さい。
固着の解消には数ヶ月を要しました。錆び取り剤の「ネジザウルスリキッド」やAZの水置換性オイル、「CKM-001」を何回も吹きかけ、最終的には内側(下側)からヒートガンで熱を加えてようやく救出。個人売買や中古売買では、たとえ業者であっても「固着なし」の明記がない限りは疑ってかかるべきだと痛感しました。

AZの潤滑・防水スプレーはチェーン潤滑をはじめ、金属部品の防錆など、自転車メンテに幅広く使えるのでおすすめ。
ネジザウルスリキッドはボルトなどの金属部品のサビ落としに便利です。
まとめ:失敗から学んだこと
ネットでの個人売買や中古購入は、探していたフレームやパーツを安く手に入れられたり、思わぬ出会いがあったりと便利で楽しい手段です。しかし、そこには少なからず「リスク」が潜んでいます。
- 「新品未使用」でもB級品の可能性があることを想定する。
- 中古品は、ステム、シートポスト、BBの固着がないか事前に質問する。
- 不具合を見落とさないために、受取評価前のチェックは徹底的に行う。
僕の場合はなんとか乗り切れたので、笑い話にできましたが、これから購入しようと思っている方は、ぜひ慎重なチェックを行ってください!
苦労して組んだ分、愛着が湧くのも事実ですが……できれば最初から問題ない状態で出会いたいものです(笑)。



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