【Build】中古フレームでバラ完|OLD MTB編 ②ホイールの選び方

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前回の「フレーム選び」に続いて、今回は「ホイール選び」について解説していきます。

リムブレーキが主流だった時代のMTBは、ホイールサイズが26インチ(HE規格)、エンド幅(ハブの横幅)がフロント100mm / リア135mmという組み合わせが多いので、今回はこのサイズに絞って、選ぶ際のポイントをお話しします。

⏳ 26インチ・リムブレーキ用の新品ホイールは探すのが大変

MTBの世界がディスクブレーキに移行して随分と経ち、そもそも26インチというサイズ自体が減っていることもあって、現在「新品」でリムブレーキ対応の完組ホイールを探すのはなかなか難しくなっています。

そんな中、以下のホイールはカンチブレーキやVブレーキなどのリムブレーキにも対応しており、価格も比較的手頃です。

対応している変速段数は8〜11速(※11速はMTB用スプロケットのみ対応)なので、現代的なパーツをミックスしたフロントシングルのカスタムなど、ギアの選択肢も広いです。ハブは信頼のシマノ製で、クイックリリースも付属しています。

フロント用はこちら↓

⚠️ 中古で探す場合は「対応変速段数」の罠に注意!

ヤフオクやメルカリなどの中古市場で当時の古いホイールを探す場合、最も注意しなければならないのがリアの対応変速段数です。

90年前後のOLD MTBはリアが「7速」のモデルが多く、中古市場に出回るホイールも大半が7速専用(フリーボディの幅が狭い)です。ここに8速以上のスプロケットを取り付けることはできないので注意が必要です。

もし後ろのギアを8速〜10速といった多段化にしたい場合は、そのように明記された中古ホイールを探すか、先ほど紹介したような現行の新品ホイールを選ぶ必要があります。

僕は運良く8~10速対応のものを入手できたのでフロントシングル、リア9速で組んでいます。

💡 7速用ホイールでも活かす方法はあります! もちろん、ディレイラーなども当時のパーツを活かして「リア7速」で組む場合や、思い切ってシンプルな「シングルスピード(変速なし)」にする場合は、7速用のホイールで全く問題ありません。

🚲 シングルスピード化する場合の便利アイテム

多段用のフリーボディ(カセット式)をシングルスピード化する場合は、以下のような専用のスペーサーキットを使ってチェーンラインを調整します。

こちらは16Tまたは18Tのコグ(ギア)がセットになっています。

ガンガン乗る場合は、こちらのようにハブ側の溝との設置面が広いタイプのコグの方がハブへの攻撃性が低いので安心です。

また、一般的なMTBフレーム(ストレートドロップアウト)をシングル化する際、チェーンの張りを保つために、こちらのような「チェーンテンショナー」が必要です。(※使わなくなった古いリアディレイラーをテンショナーとして流用する裏技もあります!)

🛠️ ゴリゴリする中古ホイールも、メンテナンスで復活するかも?

中古で入手したホイールは、ハブの回転が「ゴリゴリ・渋い」状態になっていることがよくあります。 しかし、これらは「ハブスパナ」という専用の厚みが薄いスパナを使ってハブを分解し、内部の古いグリスやベアリングの球をパーツクリーナーなどで清掃してから、新しくグリスアップして締め具合を絶妙に調整(玉当たり調整と言います)してあげることで、見違えるほどスムーズに回るようになることも多いです。

スプロケットの着脱や、ハブの分解・調整は、以前も紹介した以下のような自転車用の工具セットがあれば一通り行えます(シールドベアリング圧入タイプのハブは除く)。バラ完やDIYメンテナンスに挑戦するなら、持っていて損はありません!

ハブのオーバーホール(分解・洗浄・グリスアップ)の具体的な手順については、機会があれば別の記事で詳しく紹介したいと思います。

まずは狙っているパーツ構成に合わせて、現行の新品か、味のある当時の中古ホイールか、じっくり選んでみてください!

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