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フロントシングルとは?
最近はMTBやグラベルバイクを中心に、フロントシングル(ワンバイ)と呼ばれるフロントのチェーンリングが1枚の構成がよく見られます。
これはリアスプロケットの多段化が進み、フロントが一速でも広いギア比をカバーできるようになったことが大きいと思います。チェーンが外れにくい「ナローワイド」というチェーンリングの登場も、このトレンドを後押ししています。
OLD MTBはフロント3段変速のものが多いですが、フロントのディレイラーやシフターを取り除き、チェーンリングを1枚にすることで、このフロントシングルの構成を取り入れることができます。
フロントシングルのメリット
フロントシングル化は、部品点数が減ることで以下のように沢山のメリットがあります。
主なメリット
- 軽量に仕上がる
- 費用を抑えられる
- シンプルな見た目
- 整備が楽でトラブルも少ない
デメリットとしては、ギア比が狭くなることぐらいです。
僕のOLD MTBの場合はリアのギアが9速ですが、街乗り中心でそこまで広いギア比は必要ないのでフロントシングルで組みました。 それでも一番軽いギアで1:1、重いギアで約3.1:1なので、僕の乗り方だと十分です。
このバイクにはGIANT ESCAPEの3速用クランクを流用しているため、当然ESCAPEなどのクロスバイクでも同じようなカスタムが可能です。 スッキリした見た目と軽さが手に入るうえ、メンテナンス箇所も減るので、ノーマルの真ん中のギアだけで事足りる方には非常におすすめの構成です。

変速関係はSHIMANO(シマノ)のALTUS(アルタス)とALIVIO(アリビオ)を使用してコストパフォーマンス良く組んでいます。
必要なのは「チェーンリング」と「専用ボルト」のみ!
基本的には部品を減らすカスタムなので、新たに購入する部品は基本的に以下の2点です。
ナローワイドチェーンリング
チェーンが外れにくいフロントシングル専用のチェーンリングです。
購入時はBCD(取付穴ピッチ)と穴数に注意しましょう(僕のESCAPE用クランクの場合はBCD104mmの4穴)。
歯数はノーマルの3枚チェーンリングの真ん中の歯数を基準にすることをおすすめします。
1速用チェーンリングボルト
固定するチェーンリングが2枚から1枚になるため、短いボルトが必要です。
こちらのチェーンリングセットはボルト付属で、対応しているリアのギア段数(チェーン幅)も7〜12速と幅広いのでおすすめです(BCDは104)。
作業を楽にするために用意したいもの
ミッシングリンク(チェーンのコネクター)
リアの変速数に合わせたものを用意します。

こちらは6〜8速用のミッシングリンクです。
グリップ
シフターを外す際に今のグリップを切る必要がある場合は新調しましょう。ついでにカスタムしてしまうのもありだと思います!
こちらは定番のOURY GRIP。
グリップのカスタムについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
必要な工具
作業に必要な工具は以下の通りです。
- 六角レンチ
- チェーンリングボルト用レンチ
- チェーンカッター
- ミッシングリンク用工具

以前の記事で紹介した工具セットにもこれらは含まれています。※③のチェーンカッターは付属のものではなく、別途購入したものです。
作業手順
基本的には以下の流れで行います。
- チェーンカッターでチェーンを外す。
- シフター、ケーブル、フロントディレイラーを取り外す。
- クランクから、全てのチェーンリングとガードを外す。
- 真ん中のチェーンリングがあった位置に、1速用のボルトで取り付ける。
- チェーンをミッシングリンクで繋ぐ(必要に応じてコマ数を減らす)。
- チェーンをかけて完成!
汚れ防止には「バッシュガード」を
チェーンによるズボンの裾汚れは、以下のような「バッシュガード」を付けるとある程度防げます。その場合は、ノーマルの(長い)クランクピンがそのまま使える場合が多いです。アルマイトカラーのパーツを選べば、コーディネートも楽しめます。BCDやチェーンリングのサイズに合ったものを選び、外側のチェーンリングがついていた場所に取り付けます。
フロントシングルのススメ
ギアの幅は減りますが、メリットも多く、カスタム感も抜群なフロントシングル。 少し自転車をいじれる方なら1時間程度でできてしまう割に、見た目と軽さの変化が大きいカスタムです。
「ギアが必要以上に多いな」と感じている方や、愛車をスッキリ軽量化したい方は、ぜひ試してみてください!

OLD MTBカスタム全体の流れを知りたい方はこちら




