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「どのステムを選べばいいの?」
「25.4mmと28.6mmって何が違うの?」
「古いMTBに今のステムを付けられる?」
ステムはハンドルとフロントフォークをつなぐパーツですが、固定方式や径の規格が複数存在するため、初めて交換する際は少し分かりにくいパーツでもあります。
特にOLD MTBでは、現在主流の規格とは異なるサイズが採用されていることもあり、見た目だけで選ぶと取り付けできない場合があります。
この記事では、OLD MTBのステム交換で確認したい規格やサイズの選び方、規格が合わない場合に使える変換パーツについて解説します。
OLD MTBのステム交換で確認したいポイント
ステム交換をするときは、以下のポイントを確認しましょう。
- ステムの固定方式
- フォーク側の径
- ハンドル側の径
- ステムの長さ
- ステムの角度
- その他の寸法(スタックハイト・差し込み長)
これらの項目を把握しておけば、OLD MTBのステム選びで大きく失敗することはありません。
スレッドステムとアヘッドステムの違い
まずチェックすべきは、ヘッドパーツ(フォークの軸受)とステム固定方法の種類です。大きく分けて2つの構造があります。
1. スレッドステム(ネジ切り)
- コラム内部に差し込んで固定
- 高さ調整がしやすい
- 一部のOLD MTBやクラシカルなロードバイクなどで使用される
2. アヘッドステム
- コラム外側をクランプして固定
- 現在主流の方式
- OLD MTBでも採用されている


ステム交換で確認したい規格と寸法
ステムを購入するときは、「フォーク側」と「ハンドル側」の2つの径に加えて、長さや角度、ステム自体の高さなども確認しておきましょう。
フォーク側の径
- スレッドステム:差し込み部分の径は大半が22.2mmですが、90年代のMTBにはオーバーサイズの25.4mmのものが存在します。
- アヘッドステム: クランプ径28.6mm(1-1/8インチ)が一般的ですが、一部の車種(TOKYOBIKEなど)では25.4mm(1インチ)のものが採用されています。
OLD MTBでは25.4mmのスレッドステムが採用されている車種も多いため、購入前に必ず実車のサイズを確認しておきましょう。
ハンドル側の径
ハンドル側の径はOLD MTBでは25.4mmが一般的ですが、最近はMTBでもロードバイクと同じ31.8mmのものが多いので使用したいハンドルに合わせて選びます。
→ハンドル側の径についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ステムの長さ
コラムの軸からハンドル軸までの距離で、複数の長さから選べる場合が多いです。ピストのハンドルをドロップからフラットに変更した際は、握る位置が近くなるため、長いものに変更しました。

ステムの角度
コラムの軸とステム軸のなす角度です。アヘッドステムの場合は基本的に上下どちらでも付けられます。こちらのOLD MTBのように、角度(ライズ)の大きいステムを上向きに付けることで、リラックスしたポジションが作れます。

他に確認したい寸法
アヘッドステムの場合はスタックハイトと呼ばれるフォークコラム側の上下の高さも確認する必要があります。寸法が変わる場合はコラムスペーサーで調整可能場合が多いですが、コラムがギリギリの長さの場合は高さがあるものに変更すると付けられない場合があります。
スレッドステムの場合は差し込み部分の長さを確認します。短すぎたり長すぎたりすると、狙った高さに調整できない場合があります。
規格が合わないときに使える3つの変換パーツ
「使いたいパーツがあるのに規格が合わない……」そんな時は、以下のパーツで対応可能です。
スレッド → アヘッドへの変換(ステムアダプター)
スレッド用のフレームに、現行のアヘッドステムを取り付けたい時に使用します。僕も古いクロスバイクのカスタムに明け暮れていた頃、このアダプターのおかげでパーツ選びの幅が劇的に広がりました。
22.2mm用はこちら(ロードバイク等)↓
OLD MTB等の25.4mm用はこちら↓
太さが違う時は「シム」を使う
コラム径が25.4mmのフォークに28.6mm用のアヘッドステムを付けたい場合などは、シムで隙間を埋めることで対応できます。
コラムを切り過ぎた時は「エクステンダー」
フォークのコラムは一度カットすると元の長さには戻せませんが、切りすぎたアヘッド用フォークのポジションを上げたい場合は「エクステンダー」を使えば、ステムの取り付け位置を底上げできます。
エクステンダーを使用したくない場合は、こちらのステムを使用して高さを稼ぐこともできます。長さは3種類、カラーはシルバーとブラックから選べます。
ハンドルのクランプ径は31.8mmなので最近のハンドルを使用することができます。
ステム交換でOLD MTBの雰囲気を変えてみよう
ステムはハンドルとフロントフォークをつなぐ重要なパーツなので、交換する際は固定方式や径の規格を確認する必要があります。
特にOLD MTBでは、25.4mmのスレッドステムなど、現在主流ではない規格が使われている場合もあるため注意が必要です。
一方で、ステムアダプターやシムなどの変換パーツを活用すれば、使用できるステムやハンドルの選択肢を広げることもできます。
また、ステムの長さや角度を変更することで、見た目の印象だけでなく乗車姿勢も調整できます。
規格を確認しながら、自分のOLD MTBに合ったステムを選び、理想のコクピットづくりを楽しんでみてください!



