【Custom】自転車をキャラ変!ハンドル交換の基礎知識とOLD MTBにおすすめの3選

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キャラ変できる!ハンドル交換術

サドルやペダルの交換に慣れてきたら、次に挑戦したいのが「ハンドル周り」のカスタムです。

これまでのパーツ交換に比べて少しレベルが上がる理由は規格が複数あることと、ポジションが大きく変わる場合はブレーキやシフトケーブルの長さ調整(引き直し)が必要になるためです。

しかし、その苦労に見合うだけの見返りがあるのがハンドルカスタム。見た目の印象はもちろん、乗り味を「戦闘的」にも「リラックス」にも自由自在に変えられる、まさに自転車のキャラ変を可能にするカスタムといえます。


失敗しないための「ハンドル径」規格表

ハンドルを固定する部分(クランプ径)には、主に以下の3種類があります。ここを間違えると装着できないため、事前に確認しましょう。

クランプ径主な車種主なハンドル形状
25.4mm古めのMTB・クロスバイク、ランドナー、NJSトラックバイクなどフラット、ライザー、プロムナードなど
26.0mm古めのロードバイクドロップ、ブルホーン
31.8mm現行のロード・MTB・グラベル・クロスバイク全般(現在の主流)

※BMX等で使われる22.2mmも存在しますが少数派です。また、握る部分(グリップ径)は、フラット系が22.2mm、ドロップ系が23.8mmが一般的です。


径が合っていても付けられない!?「クランプの罠」

意外と盲点なのが、ステムの形状です。

NITTOのテクノミックステムのような「クランプ一体型(オープンクランプではないもの)」は、ハンドルの曲がりがきつかったり、補強バーが付いていたりすると、ハンドルを通すことができません。

クランプ一体型ステムの例。

こちらはオープンクランプタイプのステム。

ドロップハンドルなどでステムを通しにくい時の救世主として、クランプを広げてハンドルを通しやすくする専用ツールも販売されています。組み付け傷の防止にも有効です。

径が違う時の「シム」について

ステムのクランプ径より細いハンドルを使いたい場合は、「シム」を挟むことで対応可能です。ただし、クランプ一体型のステムにシムを噛ませるのは至難の業で、ハンドルに傷が付きやすいので慎重に作業しましょう。

こちらのハンドルは25.4mm径ですが、シムを使って26mmのステムに付けています。

25.4mm→26mmに変換するシム(NITTO)

25.4mm→31.8mmに変換するシム(GIZA PRODUCTS)


ハンドルカスタムの重要な注意点

  1. 「普通自転車」の幅制限:一定の条件で歩道を走行できる「普通自転車」は、車体の幅が60cm以内と定められています。最近流行のワイドなハンドルバーに交換する際は、注意が必要です。
  2. 固定の強さ:プロムナードバーやブルホーンなど、クランプ部から握り位置が離れているハンドルは、体重をかけた時に「ガクッ」とズレやすいので、固定力の強いステムを使う必要があります。
  3. レバー類の取り付けスペース:ライザーバーやプロムバードバーで直線部分が短いと、ブレーキレバーやシフターを収める直線部分が足りなくなることがあるので、購入前に確認しましょう。足りなそうな場合は短めのグリップを選ぶという方法もあります。

OLD MTBにおすすめのハンドル3選

OLD MTBは設計上スタックハイト(クランク軸からヘッドチューブ上端までの垂直方向の高さ)が低いものが多く、普通に組むと前傾がキツくなりがちです。そんな時におすすめのハンドルを3つ紹介します。ピストや古いロードを街乗り仕様にする際にも重宝します。

BEAM XOB

僕も愛用しているライザーバーです。クランプ径25.4mmなので、古いステムを活かしたまま交換できるのが魅力。カラーはブラックとシルバー、ライズは50mmと75mmから選べます。

【装着レビュー】

このハンドルを使った実際のカスタム例は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

ZOOM ライザーバー

こちらはライズ65mm。ノーカットで幅600mmなので、カットせずにそのまま「普通自転車」の規定内で使える、扱いやすいハンドルです。

BEAM プロムナードバー

その名の通り、お散歩(プロムナード)気分で走れるリラックスしたポジションが手に入ります。意外とOLD MTBにも馴染みが良く、雰囲気をガラッと変えたい時におすすめです。幅は560mmなので、こちらも普通自転車枠に収まります。


気分を変えたい時は、ハンドル交換を

ハンドルのカスタムは、自転車との付き合い方そのものを変えてくれるインパクトがあります。

今の愛車に少し飽きてきたり、生活スタイルの変化で用途が変わったりした時は、ハンドル交換のチャンスです。ステムとの相性やワイヤーの長さなど、考えることは多いですが、それを乗り越えた先には全く新しい愛車が待っています!

ハンドルをカスタムするときは、ポジションの要となる「ステム」も見直してみましょう。ステムの規格や選び方のコツについては、以下の記事にまとめています。

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