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変幻自在!ステムのカスタム
前回「ハンドルのカスタム」についてご紹介しましたが、今回はその相棒とも言える「ステム」のカスタムについて掘り下げていこうと思います。
ステムはフレーム(正確にはフロントフォーク)とハンドルを繋ぐ重要な架け橋。そのため、ハンドル側とフォーク側、両方の規格を正しく把握しておく必要があります。
2つの固定構造:スレッドとアヘッド
まずチェックすべきは、ヘッドパーツ(フォークの軸受)とステム固定方法の種類です。大きく分けて2つの構造があります。
1. スレッドステム(ネジ切り)
ステムの縦軸をフォークのコラム(パイプ)の中に差し込んで固定する、90年代初頭まで主流だったシステムです。
- 魅力: 線が細く優美な佇まい。工具一つでハンドルの高さを無段階に調整できる利便性。
- 主な車種: クラシカルなロードバイク、競輪車両、実用車(ママチャリ)など。
2. アヘッドステム
MTBの流行とともに普及した、より剛性の高い主流のシステムです。フォークコラムを外側からステムで咥え込むように固定します。
- 魅力: 軽量で剛性が高く、種類も豊富。
- 調整: 高さはスペーサーの入れ替えである程度変えられますが、スレッドほど自由自在ではありません。


注意すべき「径」の規格
ステム選びで失敗しないために、以下の径を必ず確認しましょう。
- スレッドステムの縦軸径: 大半は22.2mmですが、90年代のMTBにはオーバーサイズの25.4mmが存在します。OLD MTBカスタムの際は要注意です。
- アヘッドステムのコラム径: 28.6mm(1-1/8インチ)が一般的ですが、一部の車種(TOKYOBIKEなど)には25.4mm(1インチ)のものも存在します。
異なる規格を繋ぐ「救世主」たち
「使いたいパーツがあるのに規格が合わない……」そんな時は、以下のツールで対応可能です。
スレッド → アヘッドへの変換(ステムアダプター)
スレッド用のフレームに、現行のアヘッドステムを取り付けたい時に使用します。僕も古いクロスバイクのカスタムに明け暮れていた頃、このアダプターのおかげでパーツ選びの幅が劇的に広がりました。
22.2mm用はこちら(ロードバイク等)↓
OLD MTB等の25.4mm用はこちら↓
太さが違う時は「シム」を使う
コラム径が25.4mmのフォークに28.6mm用のアヘッドステムを付けたい場合などは、シムで隙間を埋めることで対応できます。
コラムを切り過ぎた時は「エクステンダー」
アヘッドのコラムは一度カットすると元の長さには戻せませんが、どうしてもポジションを上げたい場合は「エクステンダー」を使えば、ステムの取り付け位置を底上げできます。
ハンドル交換時は「長さ」と「角度」も見直そう
ハンドルの形状を大きく変えるなら、ステムの長さ調整もセットで考えましょう。
- ドロップ → フラットバー: 握る位置が近くなるため、一般的にはステムを3〜4cmほど長くするのが目安です。僕がピストをフラットバーにした際は、4cm長くしてもまだ少し近く感じたほどです。

- 高さを出したい: 僕のOLD MTBのように、上を向いた角度(ライズ)の大きいステムを選ぶことで、リラックスしたポジションが作れます。

沼だけど楽しい、カスタムの醍醐味!
以上、ハンドルに続くステムのカスタム術でした。
ペダルやサドルに比べると、規格の確認や調整が必要で少し面倒に感じるかもしれません。しかし、その分見た目もポジションもバシッと決まった時の喜びはひとしおです!
カスタムに少し慣れてきたら、ぜひ「自分だけのコクピット作り」にチャレンジしてみてください。




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