クイックリリースからボルトオンスキュワーへ|防犯・軽量化におすすめのカスタム

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クイックリリースのデメリットとスキュワー交換のメリット

最近のディスクブレーキ車では前後ホイールの固定はスルーアクスルが主流ですが、ロードバイクやMTBなどのスポーツ車では長い間、クイックリリースというレバー一本でホイールを脱着できる方式が採用されてきました。

非常に便利なこのシステムですが、以下のようなデメリットも存在します。

  1. 盗難に弱い: 外しやすいということは、残念ながら盗みやすいということでもあります。実際に、僕のバイクの後輪と友人のバイクの前輪(憧れのスピナジー!)をワイヤー錠で繋いで駐輪していた際、ワイヤー錠ごと2つのホイールを盗まれたことがあります(涙)。
  2. 固定力のばらつき: クイックリリースは正しい締め付けが必要ですが、締め付けが弱い状態で使用されているケースも見られます。
  3. レバーの干渉: フレーム形状との相性によっては、レバーを倒す向きが制限され、見た目や安全性が損なわれることがあります。

このクイックリリースを、工具で固定するタイプのスキュワーに交換することで、防犯性や固定力を向上させることができます。今回は、地味ながら効果絶大な足回りのカスタムをご紹介します。


覚えておきたいエンド幅の規格

カスタムの前に、自分の自転車の「エンド幅(ハブ固定部分の幅)」を確認しましょう。ここを間違えると装着できません。特にクロスバイクは2つの規格が混在しているので注意が必要です。

大まかな区分は以下のようになっています。90年代以降であれば上の二つがほとんどです。

車種フロントリア
ロードバイク/ クロスバイク100mm130mm
MTB / クロスバイク100mm135mm
ロードバイク(6-7速時代)100mm126mm
ロードバイク(5速時代)100mm120mm

※スルーアクスルタイプのフレームやピストのフレームはこの表の対象外です。
※SURLYなど一部のメーカーには、リアエンド幅130mmと135mmの両方に対応できる「132.5mm」という設計のフレームも存在します。


ボルトオンスキュワーという解決策

前述のデメリットを解消できるのが、本体のレバーではなく、六角レンチなどの工具で固定するボルトオンスキュワーです。

工具が必要になるという点は一見不便に思えますが、遠出する時はレンチを一本忍ばせておけば済む話。それ以上に、「出来心によるホイール盗難」を防ぐ効果は絶大です。

防犯以外にも、ボルトオンスキュワー化には多くのメリットがあります。

  • 高い固定力: 六角レンチでしっかりトルクをかけられるため、確実に固定でき、走行中の安心感が増します。
  • スッキリした見た目: 出っ張ったレバーがなくなることで、自転車全体のシルエットが非常にシャープになります。フレームとの干渉も気にする必要がありません。
  • 軽量化: レバー機構がない分、一般的なクイックリリースよりも軽量で、お手頃な価格のものが多いのも嬉しいポイントです。

おすすめのボルトオンスキュワー2選

BBB ホイールフィックス スキュワー

自転車用アクセサリーを多数手がけるBBBの製品です。

リアエンド幅135mm/130mm両方に対応。

GIZA スキュワーセット

こちらはリアエンド幅135mmに対応するタイプ。

僕のVELO ORANGEではこちらを使用しています。

→VELO ORANGE Campeurの記事はこちら


まとめ

「工具なしで外せる」という利便性を少しだけ譲ることで、「防犯・剛性・軽量化」という3つの大きなメリットが手に入るクイックリリースのカスタム。

特に、大切なホイールを盗難から守りたい街乗り派や、ホイールを確実に固定したい方には、自信を持っておすすめできるカスタムです。もちろん見た目をすっきりさせたい人にもおすすめ!ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

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