【Custom】シンプル、軽量で防犯にも効果あり!クイックリリースを「スキュワー」に変えるメリット

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シンプル、軽量で防犯にも効果あり!クイックリリースのカスタム

最近のディスクブレーキ車では「スルーアクスル」が主流ですが、少し前までのスポーツバイクや、現在のリムブレーキモデルでは「クイックリリース」という、レバー一本でホイールを脱着できる方式が一般的です。

非常に便利なこのシステムですが、実は「スキュワー」と呼ばれるパーツに交換することで、防犯性や固定力を向上させることができます。今回は、地味ながら効果絶大な足回りのカスタムをご紹介します。


クイックリリースの歴史とメリット・デメリット

クイックリリースが登場する以前、ホイールはナットで固定されていました。工具なしで回せる「ウイングナット」という羽付きナットも存在しましたが、1930年頃、あのカンパニョーロがレバー式のクイックリリースを発明し、レースシーンに革命を起こしました。

【参考】ウイングナットの佇まい

クラシカルな造形美が魅力のウイングナットは、グランボアさんのサイトなどでその姿を見ることができます。

レースで迅速にホイール交換するために生まれたこのシステムは、一般ユーザーにとってもメンテナンスや輪行が楽になるという大きな恩恵をもたらしました。しかし、一方でいくつかのデメリットも存在します。

  1. 盗難に弱い: 外しやすい=盗みやすいということ。実は僕も、自分の後輪と友人の前輪(憧れのスピナジー!)をワイヤーで繋いで駐輪していた際、ワイヤーごと2つのホイールを盗まれたことがあります(喰らえ天誅!)。
  2. 固定力不足: 確実な固定には意外と強い力が必要で、トルク不足で運用されているケースが散見されます。
  3. レバーの干渉: フレーム形状との相性によっては、レバーを倒す向きが制限され、見た目や安全性が損なわれることがあります。

覚えておきたい「エンド幅」の規格

カスタムの前に、自分の自転車の「エンド幅(ハブ固定部分の幅)」を確認しましょう。ここを間違えると装着できません。特にクロスバイクは2つの規格が混在しているので注意が必要です。

大まかな区分は以下のようになっています。90年代以降のギア付き自転車であれば、ほとんどが上二つのどちらかです。

車種フロントリア
ロードバイク(現行リムブレーキ) / クロスバイク100mm130mm
MTB / クロスバイク100mm135mm
ロードバイク(6-7速時代)100mm126mm
ロードバイク(5速時代)100mm120mm

※スルーアクスルタイプのフレームのエンド幅はこの表に含まれません。
※SURLYなど一部のメーカーには、130mmと135mmの両方に対応できる「132.5mm」という絶妙な設計のフレームも存在します。


解決策は「スキュワー」へのカスタム

前述のデメリットを解消できるのが、レバーを廃し、六角レンチで締め込むタイプの「スキュワー」です。

工具が必要になるという点は一見不便に思えますが、サドルバッグやハンドルバッグにレンチを一本忍ばせておけば済む話。それ以上に、「出来心によるホイール盗難」を防ぐ効果は絶大です。

リアエンド130mm用のものはこちら↓

また、駐輪場に停めることが多い街乗り自転車には、さらに防犯性を高めた「専用の五角形レンチ」で締めるタイプもおすすめです。※レンチの紛失に注意!

こちらは特殊な六角レンチで締めるタイプ↓


スキュワー化によるさらなるメリット

防犯以外にも、スキュワーには多くのメリットがあります。

  • 高い固定力: 六角レンチでしっかりトルクをかけられるため、確実に固定でき、走行中の安心感が増します。
  • スッキリした見た目: 出っ張ったレバーがなくなることで、自転車全体のシルエットが非常にシャープになります。フレームとの干渉も気にする必要がありません。
  • 軽量化: レバー機構がない分、一般的なクイックリリースよりも軽量で、お手頃な価格のものが多いのも嬉しいポイントです。

まとめ

「工具なしで外せる」という利便性を少しだけ譲ることで、「防犯・剛性・軽量化」という3つの大きなメリットが手に入るクイックリリースのカスタム。

特に、大切なホイールを盗難から守りたい街乗り派や、ホイールを確実に固定したい方には、自信を持っておすすめできるカスタムです。もちろん見た目をすっきりさせたい人にもおすすめ!ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

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